11月6日(土)
悪石島での,地域が育む「鹿児島の教育」県民週間を締めくくる学習発表会が本日行われました。あいにくの雨でしたが,たくさんの方々に来ていただき体育館は大盛況でした。まずは,子どもたちが授業中に作った作品や,島民の方々が出品してくださった作品をみんなでわいわい眺めます。今年も島民の方々の若かりしころの写真や,売店で出た材料を使った貯金箱などたくさんの素晴らしい作品が目白押しでした。
2年の「はじまるよ♪」の曲で舞台発表が始まります。「のびっこ園の鬼退治」では,アクロバティックな技も飛び出し大きな拍手が起きました。本番に強いのびっこ園のみんなの力を見せてもらいました。6年生の「すず物語」では,Dさんの作文をもとにして,3人でヤギになりきった物語を演じました。6年生の3人の普段からのやり取りが垣間見える劇で,最後は6年生らしいキレのあるダンスも披露していました。1・2年生の「音楽ヒーロー☆参上」は,本番前に変更した部分もありましたが,鍵盤ハーモニカーだけでなく,たくさんの楽器を使った発表です。見に来てくださった方々も巻き込んで楽しい時間となりました。
中学部の『僕らの自由研究~潮風に想いをのせて~&三線「島人ぬ宝」』は,総合的な学習の時間(しおかぜタイム)に調べた内容のプレゼン発表と,中学部の先生方も一体となった演奏を見せてくれました。
そして,最後の全体劇「夢をかなえるゾウ」では,ここ数年で一番といってよいほどのセリフの量でしたが,小学校低学年が演じる神様のメッセージから中学生の3人が変化していく様子を演じました。途中では一発ギャグも披露して,笑いあり涙ありの劇となったのではないでしょうか。
体調不良のため,全員がそろっての発表とはなりませんでしたが,たくさんの拍手をいただき,満足感に包まれた中で幕が閉まりました。
全体劇に込められたみなさんへの「感謝の心」を忘れずに,これからの学校生活を送っていきます。