鹿児島県では毎月第2土曜日は基本,登校日です。14日の土曜授業では朝,十島村の7つの学園がインターネット(テレビ会議)を繋ぎ,一緒に朝の時間を共有します。みんなで歌を歌ったり,担当する学校とその学校がある島の紹介やクイズを行ったりします。この日は,お隣の島「宝島学園」が担当校でした。宝島に行ったことがある児童・生徒もおり,強い関心をもって参加していました。
そして後期課程生2・3時間目の授業はトカラ科(総合)でした。地域の料理名人,釣り名人そして現在釣りで訪れている釣り師を講師にお招きし,前時に自作した竹竿で実際に釣りをしました。いつもは「リールは・・・」「ラインは・・・」等,いろいろ組み合わせながら自分好みの竿を準備する生徒たち。この日はみんな同じ仕掛け。釣り名人の「ここに投げろ~」で本当に魚が釣れて驚いたのと同時に,すごい!と称賛していました。
一方,同じ時間に学校では調理が行われていました。学校近くに住む料理名人の御指導のもと,地元でとれた魚を唐揚げや,みそ汁にしました。何をしたら良いのかわからず,困惑していた生徒たちもだんだんと慣れてきて「次,何をしたらいいですか?」と尋ねたり,作業がしやすいように片付けをしたりしていました。その後,みんなでおいしくいただきました!小宝島の海の幸,そして多くの方の手助けをいただき,あらためて小宝島の良さを学ぶことができました。教師からだけでなく,地域,そして小宝島を訪れる様々な方のおかげで生徒たちは多くのことを学ぶ機会を得ています。いつもありがとうございます!!