社会科「昔のくらしと道具」を学習している3年生。先週の島民へのインタビューがきっかけで,道具への関心が高まり,学校に資料として展示されているすすきぼうきに着目(これ,つくれるんじゃない?)。そこで,自分たちでもすすきぼうきを作ることにしました。
まず,諏訪之瀬島の火山「御岳」の麓にすすきを採りに行きました。一本を作るのに30~50本あればよいとの事だったので,一人50本を目標に3人で1時間かけて集めました。できるだけ,わたがついていないものを選ぶようにしましたが,集めてみるとたくさんのわたがついていて,2人でわた飛ばしを楽しみました。
教室に帰ると,国語科でのパソコン入力の学習を生かして,パソコンでインターネットを使い,作り方を調べました。何とか無事に,世界に一つだけのすすきぼうきが完成しました。わたが完全になくなるまでは,掃除しているのか,汚しているのか分からないかもしれませんが,自分で作ったほうきを握りしめて,早速掃除をしてくれました。「昔の人は,必要なものを自分たちで作るなんてすごいな。」そんな会話が飛び交いながら,体験的に学ぶよい機会になりました。